イボってうつる?うつらない?いぼができる原因とケア方法

イボ うつる

身体の表面に突然あらわれるイボ。
専門的には「疣贅(ゆうぜい)」と呼ばれるイボですが、こういったできものができたときに気になるのが人にうつるかどうかです。

ズバリ、イボってうつるものなの?

イボ うつる
イボといってもすべてのイボが同じ症状というわけではなく、大きく分けると「老人性疣贅」「ウイルス性疣贅」の2種類に分類されます。

老人性疣贅は加齢による肌の老化が原因であり、これが他人に移ることはありません。

しかしウイルス性疣贅の場合は、原因が「ヒトパピローマウイルス」と呼ばれるウイルスが感染源となっており、ウイルス性疣贅に分類されるイボは他人にうつる可能性があります。

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ヒトパピローマウイルスは150を超える種類の存在が確認されており、イボの種類もいくつか存在します。その中でも特に他人にうつりやすいイボとして次の2つがあげられます。

水イボ

子どもに多いとされている水イボはお風呂やプールといった水場での感染の確立が高いイボです。感染すると3~4mmくらいの水疱があらわれ、大人でも感染する可能性はあります。

尖圭(せんけい)コンジローマ

悪臭を放つこのイボは性器や肛門の周辺にあらわれ、性行為での他人への感染の可能性があります。

うつる原因って何?

イボがうつる原因として最も考えられるのが、皮膚にできた傷です。上でも紹介したようにイボにはウイルス性のものも存在するので、イボに存在していたウイルスが接触などのなんらかの形で他人の傷口に侵入することでイボがうつる可能性があります。

ただし傷口がなく体の免疫力や肌のバリア機能が正常で身体が健康な人の場合は、イボがうつることはそこまで多くありません。つまり傷という侵入経路がなければイボはそう簡単に他人にうつるものではないということです。

ただし冬場に多くなる些細な手荒れや髭柄剃りあとといったものも傷口としては十分な大きさになるので、その点は注意が必要です。

イボ うつる
ここまでイボの他人への感染についてお話してきましたが、最も注意したいのはイボが自分の体の他の部位にうつってしまうことです。

イボができるとどうしてもその存在が気になってしまい、自分で触ったり傷をつけてしまいがちです。このようにむやみやたらにイボに触っていると自分の体の思いもよらない部分にイボがうつる可能性があるのです。

ケアはどうすればいいの?

イボ うつる
自分のみならず他人にもうつってしまうイボの場合、どのように治療や予防をすればいいのでしょうか?

まずはなによりも皮膚科を受診することが大切です。上でも書いたようにイボができたからといってむやみやたらにいじってしまうと、それだけでイボがうつってしまうことがあります。また「痛みも特にないから大丈夫か」と考えてなんの対策もしないでそのままにしておくと、知らず知らずのうちにイボが増えてしまうこともあります。

皮膚科でのイボ治療として一般的なのは、「冷凍凝固療法」といわれる液体窒素を使う方法です。患部に液体窒素をあてることにより、イボに存在するウイルスを壊死させることができます。治療の回数は患部の皮膚の厚さにもよりますが、一般的には3回程度の通院で完治が可能です。

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他にも病院ではヨクイニンという内服薬や、スピール膏という貼り薬をイボの治療に用いることがあります。

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イボの治療で大切なのは、再発を防ぐためにイボの根元までしっかりと取り除くことです。そのため市販薬を使った治療も効果はあるのですが、イボの根絶をするためには皮膚科を受診するのが確実といえます。

また、治療はもちろん大切なことですが、それと同時にイボにならないため、うつさないため、うつされないための予防も大切です。

感染経路となる傷口を作らないことは当たり前ですが、イボができてしまった場合は特に接触する機会の多い家族の間では、ものを共有するのは控えるようにしましょう。お風呂場のバスマットやスリッパなどには注意が必要です。

イボ うつる
また、体の免疫力が弱まっているとイボがうつりやすくなってしまいます。食生活や睡眠時間の見直しなど、自分自身が健康体でいられるための生活をおくることが大切です。

痛みがないことも多いイボはついつい軽視してしまいがちですが、イボの種類によっては自分自身や他人へうつる可能性が十分にあります。イボができてしまったら適切な治療と予防をして、再発や他人への感染がおきないように対策をしっかりととりましょう。

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まとめ

  • イボは「老人性疣贅」「ウイルス性疣贅」の2種類に分類されます。ウイルス性のイボは人に感染する可能性がある為、注意が必要です。
  • 皮膚にできた傷や接触により、ウイルス性のイボに感染する為、体の免疫力や肌のバリア機能が正常にしておくことが大事です。
  • イボを根絶するためには皮膚科を受診し、「冷凍凝固治療」といわれる液体窒素によってイボのウイルスを壊死させることが確実です。
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